D E F I N I T I O N & O R I G I N

WHAT IS MBTI?

定義&由来

MBTIは、Myers-Briggs-Type Indicaterの頭文字を取った単語で、マイヤーズ(Myers)とブリックス(Briggs)がスイスの精神分析学者カール·ユング(Carl Jung)の心理類型論をもとに考案した自己報告式の性格テストである。4つの指標の組み合わせを通じて計16の性格類型を説明し、その特性と行動の関係を説明することになる。
‌‌「性格タイプ」という考え方のベースは、スイスの心理学者カール・グスタフ・ユング(Carl Jung)が考えた。「MBTI」はユングのセオリーを基盤に、のちにふたりのアメリカ人、キャサリン・ブリッグズと、彼女の娘イザベル・ブリッグズが発展させていったものだ。ユングは精神分析学者でもあり、ジークムント・フロイトの影響を受けた。そして人間の行動は予測がつかないように思えるが、実際はその人間に特有の精神的な作用や態度があり、それを理解できれば予測可能である、と考えるようになった。そして1921年にユングは『心理学的類型』を著し、これがあらゆる性格タイプ論の原形となった。アメリカ人キャサリン・ブリッグズは、人間の性格には似ているところも、まったく違うところもあると長い間考えていた。そして、1921年に出版されたユングの『心理学的類型』の英語版が1923年に発売されると、「これだ!と思って」熱心に読みふけり、ユングの理論について研究をはじめた。そして、のちに娘のイザベルとともに研究を深め、ユングの考え方を基盤に、独自の理論を発展させてきたのが今日のMyers-Briggs Type Indicatorの略、MBTIである。

韓国での波及力とZ世代が楽しむ理由とは?

MBTIは80年前に作られて長い歴史を持っており、もともと企業や機関での進路、適性検査などのために活用してきた性格タイプの検査の一種であるMBTIが、最近一つの遊び文化として広がり、韓国に大きな波及力を与えている。
‌「では、MBTIはなぜ突然、最近の話題となっているのだろう?」その答えはまさに「Z世代」にある。
 -Z世代は「自分」のことを知りたがっているのである。自分自身の好みや性向などを尊重するという特徴を持つ。社会、他人ではなく自分に視線を向けるようになり、「私」を探していく過程の中で、様々なMBTIのような性格類型検査などのテストは、Z世代の心を動かすのにとても魅力的なコンテンツとして近づいてきたのだ。
 -Z世代は自分を見せたがる。MBTIなどのテストを終えた多くの人々の反応は「鳥肌立った!とてもぴったり」などの反応だ。(もちろん違う場合も多いが) 自分も知らなかった自分を発見してくれることによって、新しい視線を持って認識することになる。意外の発見を、周りの友達と共有したいと思い、自分と友達の共通点と違う点を発見する自然な手順を踏む。人と人をつなげてくれる輪になって、最近Z世代の対話には「私はこんな人だよ、あなたは?」というトレンドになっている。



外向性(extraversion)と内向性(introversion)

外向き-内向き指標は、心理的エネルギーと関心の方向が自分の内側と外側のうち、主にどの方に向かうかを示す指標である。

物事を見る方法(Information) - 感覚形(sensing)と直観形(intuition)

感覚-直観指標は、人や物事などの対象を認識して知覚する方式で感覚と直観のうちのどちらを主に使用するかに関する指標である。

判断の方法(Decision) - 思考型(thinking)と感情型(feeling)

思考 - 感情指標は、収集した情報をもとに判断して決定を下す時、思考と感情の中でどちらを好むのかを意味する。

外部世界に接する方法(Structure) - 判断型(judging)と認識型(perceiving)

判断 - 認識指標は、認識機能と判断機能を基に実生活に対処する方式において、判断と認識のどちらを主に好むかを示す指標である。



各MBTI性格タイプ別特性紹介

私のmbtiはどんな特徴を持っているのかな?



韓国と日本の国別MBTI性格タイプの割合

韓国と日本にはどんなタイプが一番多いかな?

MBTI性格検査の注意点と意味

出典:https://sharee99.com/16/mbti/

第一に

 

性格を16のタイプに分けた。だからといって、人間ひとりひとりに個性があることを否定しているわけではない。性格タイプが同じでも、これまで積み重ねてきた体験も違えば、関心をもっている対象も違う。だが、それでも、彼らには驚くほどの共通点がある。自分の性格タイプが分かれば、こうした共通点を利用することができる。

第二に

 

性格タイプに優劣などない。よい性格タイプ、健康的な性格タイプ、不健康な性格タイプといったものは存在しないし、性格タイプで知性が決まるわけでも、成功が約束されるわけでもない。だが性格タイプを知れば、自分の長所を伸ばし、やる気をもって仕事に臨み、他人と簡単にコミュニケーションできるのだ。

最後に

 

MBTIが心理類型理論に基づいて作られたものであるが、科学的とは言えない。単に統計的に人々を類型化した後、各集団の代表的な特性を記述したからだ。類型化の基準も明確でなく、人間のすべての面を繁栄することはできない。自ら質問に答える自己報告の形式なので、100%信頼することはできない。しかし、実生活で人を理解するのには確かに役立つ。韓国と日本がお互いに違う特性を見せるように、お互いに違う性格のタイプを理解すれば、よりうまくコミュニケーションできる基盤となるので意味がある。